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お魚あれこれ

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 河豚<フグ>

私が釣る魚の中で1,2を争う美味しい獲物がショウサイ河豚です。
家族も河豚釣りに行くのを楽しみにしてくれますが、鯛に関する年間目標が達成できずに、なかなか行けないんですよね・・・

河豚釣りは、腕の差がハッキリでる釣りで、釣果に倍や3倍の差が付きます。
腕の差ですが、竿の差もかなりの割合であると思います。
私の河豚竿は自作ですが、雑な造りに関わらず、最高の感度があり、私の釣果にかなり貢献してくれています。

河豚は、鉄刺・鉄ちり・から揚げと、どれも最高ですが、水分を十分に切った素材を使わないと全て味が落ちます。
捌いたら直にさらしに巻いて冷蔵庫で最低2時間寝かせます。
 (河豚料理屋のトラ河豚は、一晩寝かせると言いますから、
  最低2時間も当日の晩酌上の我がままとなります。

驚くほど水が出ますが、その分歯ごたえがあり、透明な身となります。
又、魚を寝かせている間に、刺身包丁をピカピカに磨き、最高の鉄刺を作る努力を欠かさないことも重要です。
 (刺身全般に言えますが、切れない包丁で作った鉄刺は、
  舌触りが悪く、味を変えてしまいます。)

外食であれば、家族6人で6万は最低でも覚悟する河豚のフルコースを、自分の釣果で演出できる満足感! 釣行をお薦めする獲物です。

但し、12,1,2月を範囲に計画するのが正解です。
大原の釣期は、10月から4月ですが、上記以外の時期に飴色の身を求めても、2割程度しか期待できず、河豚の真骨頂であるコリコリと歯ごたえのある身を味わうことは難しいと思います。

外道として「赤目河豚」が釣れる事がありますが、トラフグより旨いとの定評通り歯ごたえ最高!ショウサイ河豚に勝ち目無しの味です。
狙って釣れる相手ではありませんのでラッキーに期待するのみです。
 (仕立船であればチャレンジ可能だと思いますが、赤目フアンを
  10名も集めるのは無理ですよね・・・・・・・)


赤目河豚(彼岸河豚)

本物の赤目河豚