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お魚あれこれ

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 <ホウボウ>

砂地に生息するホウボウは、ビシマ釣りでは底の状況を教えてくれる魚です。
大型は50cm程度もあり、蝶をイメージする胸鰭の美しさも特徴的ですが、顔はスバル360を思い出させる可愛げな顔で、可愛いのか?美しいのか?よく判らない魚です。

ビシマや河豚釣りの外道として度々登場し、針掛りも良くバレルことが少ない魚です。
居れば食い付く魚ですから、大漁することもありますが、大型でもそれほど引きが強くないため、釣りの対象としては魅力が薄い魚です。

一方食味の方ですが、しっかりした身で甘みもあり美味しい魚です。
特に美味しいのは10月から3月でしょうか?

ホウボウは産卵後、極端に痩せる魚で、5月以降秋までは釣れないで欲しいと思うほど味を落とす魚です。

美味しい時期のホウボウの身は締まった甘みのある身で、刺身やカルパッチョで美味しく頂けます。

干物も美味しい魚ですが、身が厚いので塩で〆る時間も、干す時間も一工夫必要となります。