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ビシマ釣りあれこれ

はじめに

内房の伝統釣法「鯛のシャクリ釣り」を経験し数年後、船頭さんの指示棚に合わせるその釣り方にある時「?」マークが・・・・・ 
魚のことを知りつくす船頭のその指示棚は正確で確かに釣れるのですが・・・・・

問題は釣れない時。
釣れない時に船頭さんの判断に疑問を感じてしまう。
 「この棚にほんとに魚がいるの???」
「シャクリ釣りは、まず船頭を釣れ!」の格言(?)も確かなよう。
でも、釣れない理由を考えた時、船頭のせいにしてしまうのは、余暇としての健全性に反するはず。
軽い短竿で魚のアタリを感じ、竿で掛け、手で締め上げて針掛かりさせ、手で魚を手繰り上げる、その釣法の魅力は、一般的な竿釣りと比較できるものではなく、狩猟の域にある。辞められる釣りではないのです。
その魅力を欠くことなく、もっと自分のイメージに近い釣法はないのか???

そんな時、外房大原の「鯛のビシマ釣り」のキーワードを発見。
そして、チャレンジ!!
その感想は・・・・・
エンジン音の無い静寂の海上、唯一の音は風、船にあたる波、そして「のずり」をこするビシマの乾いた音。
釣り人は皆遠くを見つめ、そして無口。しかし神経は利き腕の人差し指に集中しカブラの踊りを聞く、魚のあたりは全てその人差し指に感じる。
船頭からの情報は水深のみ、パラシュートアンカーを入れたその後は数キロの大流しとなる。
その間に通り過ぎる根のアップダウンを感じ、棚を決めるのは自分自身。
釣れるも釣れないも、全ては自分の判断!そして責任!
極めることへの憧れと、その道の遠さを感じる。
この釣りを生涯の趣味としたい!これがこの釣りへの今の気持ちとなっている。
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