その他の釣りについて
カンパチのカッタクリ釣り
カッタクリ釣りの魅力は、ビシマと同じく手釣りである点が大きく、カッタクリのアクションにカンパチが当たった時の感触は、心臓が飛び出るような驚きと、カンパチのパワーの凄さに体中の血液の温度が一挙に上昇する感じがします。
私の釣期は8月下旬から10月とし、数回しか釣行しません。
使用するカニバケは色々な釣りで確保した皮を使い自作しています。
特バケはマトウダイと信じ、かならず朝一発目の使用バケとしています。
カニバケ作りは夏の盛りに作りますが、作りたいバケのパターンは色々あるのに針が高く、又、LLのカニバケはなかなか手に入らないなどの悩みがあります。
この釣りのきっかけは、南房館山での仕立て船で大釣りをしたことから続いているものですが、はじめて挑戦したその時は、船頭から渡された仕掛けの貧弱さに「こんなんで釣れるの・・・」てな感想でしたが、全員素人のその成果はカンパチ80匹の大爆釣となりました。(館山ではコマセを使わないつり方です。)
その後、大原等でも釣行しているのですが、コマセを使う釣法で、ただでさえ疲れるこの釣りにコマセワークまで付く点にはめんどくささを感じてしまいます。
コマセを使う理由として、船頭曰く「コマセでカンパチを寄せるのではなく、コマセに鯵を寄せ、その鯵にカンパチを寄せる」との説明で、「なるほど・・うん!うん!」とうなずいてしまった手前逆らうことなく従っています。
釣友は船舶免許を持っているので、たまに内房勝山から船外機で出漁し、朝一番の2時間をカッタクリ釣りの時間としていますが、意外に成績が良くお土産の確保タイムとなっています。